周産期医療システム


★現状

1.高齢化が進展する一方で、出生数は減少を続けている。

2.本県の平成4年の出生数は9,887人で、このうち2,500g以下の低出生体重児は612人で、 全体の6.2%である。

3.総合母子保健対策として、「すこやかに生み育てるために」をスローガンとして「丈夫な子供を産むための対策」 「健やかに育てるための対策」「地域ぐるみの母と子の対策」の3本柱により施策を推進している。

1.丈夫な子供を産むための対策 1.一般母性健全育成 ・思春期保健対策事業
・遺伝相談
・市町村母子保健指導事業
2.妊産婦保護 ・母子保健手帳の交付
・妊産婦健康審査
・妊産婦医療費助成
3.先天性異常発生予防 ・染色体検査
・梅毒検査
2.健やかに育てるための対策 1.障害発生予防 ・周産期保健医療体制整備
・先天性代謝異常等の検査
・神経芽細胞腫検査
・B型肝炎母子感染防止事業
2.乳幼児保護 ・母子保健手帳の交付
・妊産婦健康審査
・妊産婦医療費助成
3.弱い子の援護 ・染色体検査
・梅毒検査
3.地域ぐるみの母と子の対策 1.地域組織の育成化 ・母子保健推進員活動
・愛育斑活動の育成
2.母子保健指導対策の確立 ・母子登録管理事業
3.啓発活動 ・広報活動
・研修

4.早産予防対策として、切迫早産の入通院医療費の公費負担を平成6年度から実施している。

5.新生児の対応を含めた妊娠時からの母子健康管理体制、特にハイリスク妊婦及びハイリスク新生児の受け入れ態勢を整え、 後遺症が発生しないような救命を図ることが重要となっている。

6.現在、異常症状が見られる新生児や低出生体重児などのために、従来の病院相互よる搬送を基盤として、 新生児医療協力体制がとられている。

新生児医療協力体制

地域産科
‖↓...‖↓
新生児医療第三次救急医療機関
富山医科薬科大学付属病院
県立中央病院
富山市民病院
(輪番制)


新生児医療第二次救急医療機関
富山赤十字病院
厚生連高岡病院
高岡市民病院
砺波総合病院
黒部市民病院
あさひ総合病院

(‖⇒の記号は第3次医療機関より母体及び異常症状が見られる新生児や低出生体重児 を迎えにいくということです)

★今後の方向

1.新生児医療第3次救急医療機関において、ハイリスク新生児の診療及び母体搬送を含めた救急処置を 要する妊婦の診療と分娩管理の充実を図る。

2.早産予防対策として、産婦人科医会などとの連携により、切迫早産の症状のある妊婦の入院治療の推進や訪問指導等を行い、 低出生体重児の出生を防止する。

3.地域産科・小児科医療機関の理解と協力を得ながら、NICUの整備を図る。


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