応援メッセージ

2015.06.11

姫野病院 乙田 万里子 先生

医学部に入った時点で、職業として医師を選び、医師として生きていくことは決めていると思いますが、その後の自分の人生がどうなっていくのか確信を持てずに過ごしている女子学生や、研修医は多いのではないでしょうか。研修医時代の私もそうでした。日々の忙しさに追われ、目の前のやるべきことをこなし、目標に向かうだけでした。指導医からは、「10年、20年後どうありたいか」将来を見据えて、そのために今やるべきこと、身を置く環境を考えるよう言われました。

近年、医師における女性の割合は年々増加し3割を超えてきました。女性医師が少なかった時代には、女性医師のワークライフバランス、キャリア形成や維持、向上は個人の問題とされていたのかもしれません。しかし、勤務医不足、診療科や地域による医師の偏在、女性医師比率の増加を背景に女性医師が抱える問題が浮き彫りになり、それに向けての取り組みが全国でなされるようになってきました。現場の声を反映し、具体策が実行されつつあります。少しずつですが、女性医師支援の手は広がってきています。出産・育児で離職した女性医師の復帰支援や育児支援、相談窓口が設置され、柔軟な勤務体制、勤務しやすい環境の整備など働き続けやすいように取り組みがなされてきています。

医師という仕事は、本当にやりがいのある素晴らしい仕事です。仕事を通じ、「人」としても磨かれていくことができると信じます。 この時代に産まれて働けることを喜び、仕事に誇りを持ち、周りの人々に感謝していく。社会に貢献する気持ちを忘れずに行動すれば、道は開けると思います。一緒に頑張っていきましょう。

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