応援メッセージ

2017.07.19

富山市民病院呼吸器血管外科センター 土岐 善紀先生

多様性を認める社会

「若い女性医師及び女子医学生への応援メッセージ」の依頼が来ました。女性の管理職登用、男女共同参画社会の推進、女性の働き方改革などの言葉を毎日のように耳にする昨今です。そんな総務省が喜びそうな言葉をそのまま書き連ねるのも面白くない、と思うへそ曲がりの私ですが、かといって決して否定するつもりはなく応援したい気持ちでいっぱいなのです。そこで私なりに「女性を応援する」ということはどのようなことなのか、改めて考えてみました。でようやく捻り出したワードは「多様性への寛容性」です。

私たちは性格も趣味も人生観も様々です。さらに一人の中でも歳々それらは移ろいます。ここに親や配偶者や子らが加わると多変数方程式を解くようなものかもしれません(解かないという手もありますが・・)。医師という職種に置いて男女の能力差は全くありませんが、ライフ全般を考えるとその時々で優先順位に変化を受けやすいのは女性の方かもしれません。

社会進出も管理職への登用もそしてキャリア形成も「しなければならない」のではなく「したい人がしたくなったときに道があり」、「必要がないと考える人にもストレスがない」社会合意ができると大人だなあと感じます。ライフワークバランスは人とときによって様々に変化して良いのではないでしょうか。そんな多様性に対して寛容であることが私たち年長者そして男性医師に求められているのだと思います。

全く応援メッセージになりませんでした。これでは自戒文です。こんな先輩医師に対しても寛容であって欲しいと願っています。

 

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